【建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造①】カラダの構造は家の構造と似ている

セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

現在は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

トレーニング指導を受けていて、

「カラダは家の構造と似ている」などカラダを建物に例えて、説明を受けたことがある人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、カラダ全体として捉える場合にはイメージしやすいと思います。

まず、建物で考えてみて、どこが重要で、どうなっていると危険かなどが何となく分かると思います。

それをカラダに置き換えて見てみると、どうでしょう。

今日はその辺りを、建築を学んでいた私が説明していきましょう。

 

建物の構造をとカラダの構造に当てはめてみる

建物は基礎があり、その上に柱、梁がある、骨組みです。それが1階、2階、3階と積み重なっていきます。

カラダで考えてみると、骨模型(ガイコツ君)をイメージして下さい。

 

足部が基礎となり、

すねの骨、太ももの骨、骨盤、脊柱(肋骨・胸骨含む)が柱に当りますね。

各関節が階数になりますね

梁はイメージしにくいかもしれませんが、各関節の左右を結んだラインになります。

となると、

脊柱の部分って両サイドで支えているわけではなく、1本で体幹部を支えていますので

大変だし、かなりの力がかかるのが何となくイメージつきますよね。

そして、筋肉・皮膚・靭帯等が壁や補強材になる。

 

どこが重要で、どうなると危険?

 

どこも重要だと思いますが、その中でもどこだと思います?

 

土台ですよね。家だと基礎です。

 

カラダだと足部(足関節含む)になります。

しっかり地面に足をつく、しっかり立てるということはとても重要になります。

 

そして、かなりの力がかかっている脊柱も整えてあげることが必要。

肋骨が付着する胸椎の部分は、その重みで屈曲しやすい傾向が見られる

つまり、”丸まる”という事です。

胸椎の11番・12番は肋骨はあるが、胸骨と連結していないため浮いている状態なので、

ある意味支えがなく、力を伝える場所がない。腰椎も同じだと思われる。

胸椎の11番12番、脊柱のカーブが変化する腰椎1番は上からの重みを最初に受ける部分なので

よりストレスが大きい。

だから、この辺りから脊柱のカーブが大きくなるのが見られるのだと思います。

次に、腰椎の部分をイメージしてください。

そこには内臓はありますが、支えとなるものがありません。

だから、よく言われる腹腔内圧や体幹が腰椎をしっかり支えるのに必要であることが分かってきますよね。

 

まとめ

カラダを構造の部分から考えていくと、以下が重要

●土台、つまり足部(足関節を含む)を整える

●ストレスのかかる脊柱を整え、ストレスを軽減させる

体幹部を鍛える、働かせることや、呼吸も重要になってきます。

 

姿勢が崩れるということは、家が傾いていることになります。

また、ある部分だけが大きく動くことになると、その部分にストレスがかかるということで、

その部分が磨耗していくことになる。

全体がバランスが取れて、ストレスなく動くことが必要になってきます。

 

本日はこの辺で失礼いたします。

詳しくはまた次の機会に書きたいと思います。

 

カラダの構造を快適な環境に整えていくことが

動きたいように動けるカラダを手にし、なりたい自分へのONE STEPです!!

 

それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

小林裕矢

・次の記事はこちら

 

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