月別アーカイブ: 2018年11月

建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造⑤【頚部】

セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

 

千葉県の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

 

シリーズ5回目は、【頚部】(前の記事は番号をクリック:

カラダの一番上までやってきました。

 

「体幹」と言うのはよく聞きますが、

この【頚部】に注目していることは少ないのではないでしょうか。

姿勢では必ず関わってくる部位。

ここの環境を整えてあげると、動きが変わることがあります。

 

さぁ、見ていきましょう!

 

頚部の構造

頚部は7つの頚椎で構成され、その上に頭部があります。

 

頚椎から上肢(手)を支配している神経が出ています。

手の痺れなどがある場合は、

頚椎の構造的な問題か、その神経の通り道での障害となります。

 

頭部(脳)と連結しているので、重要な部分。

 

皆さんも聞いたことがあると思いますが、

人の頭の重さは体重比で約8%と言われています。

 

例えば、体重70kgの人の頭の重さは、

70kg×約8%=約5.6kg

 

なんと、500mlのペットボトル10本分の重さがあるんですよ。

重い!!

 

図を見ても分かるように、この重さを頚部で支えている。

 

頚部は

大変!!大変!!

 

頚部も不安定?

頚部もシリーズ2回目で取り上げた【腰椎・骨盤帯】の腰椎部分と似ていて

支えてくれるものがありません。

だから、筋肉や靭帯と言った補強材が頑張るしかない。

 

猫背では、胸椎部分が前に曲がりやすくなり、

頭が前に落ちてくる。

 

それを支えるために、首(頚部)を反る。

 

頚部の後ろの筋肉は頑張る、そして緊張が強くなり、痛みに繋がる。

頚部の前の筋肉は引っ張られている状態が続くので

首を曲げる、仰臥位で頭を持ち上げるのが難しくなる傾向がある。

 

だから、痛みがなくても頚部の動きは整えておく必要がある

 

しか~し、よ~く考えてください。

頚部は脊柱の一部ですよね~

 

だから、先ほど挙げた「猫背」のように首よりも下の部分の状態の影響を受ける

 

頚部の環境を良くするのであれば

頚部だけではなく、それよりも下の部位の環境も良くしなければならない。

 

まとめ

頚部の環境をよくするためには

 

①頚部の動きを整える

②頚部だけでなく、それよりも下の脊柱の環境も整える

 

やはり、カラダって繋がっているんですね。

 

首が痛いとき、自分の姿勢がどうなっているのか、

首が痛くないとき、首はちゃんと動かせているかを

気にしてみましょう。

 

 

そのような細かい部分まで、みてもらえるのが、

“パーソナルトレーニング”

 

一度自分のカラダをトレーナーにみてもらって下さい。

新たな発見がありますよ。

 

動きたいように動けるカラダを手にすることが、なりたい自分へのONE STEPです!!

 

それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

小林裕矢

・前の記事はこちら

 

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・パーソナルトレーニングに興味を持った方

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    建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造④【足】

    セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

    パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

     

    千葉県船橋市、八千代市の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

     

    このシリーズ4回目は、【足】(前の記事は番号をクリック:

    この部分は1回目の投稿にも書いたように、カラダの土台となる部分。(シリーズ1回目の記事はこちら)

    地面に唯一ついている場所

    立つ・歩く・走るなど動きの土台となる場所

     

    それではこの重要な場所を見ていきましょう

     

    足部・足関節とは?

    下の図を見てください

     

    このように足部は多くの骨の集合体です。

    それぞれの骨が、靭帯や筋肉で連結されている

    踵骨の上に距骨があり、その上に脛(脛骨・腓骨)と、カラダの大部分が乗ってきます

     

    この部分も結構大変ですよね

    ここが安定しないと、建物と一緒でカラダが安定しないですよね

    この部分は安定してる?それとも不安定?

    この部分は安定していると思いますか。

    自分は不安定のように感じます。構造だけをみると。

     

    下の図を見てください

     

    床と接する踵骨は中心よりも小指側にある感じがする

    距骨が少し内側にずれて、連結している

    内側には落ち込みやすいように見える

    つまり、土踏まずがつぶれる方向

     

    えっっ、

     

    扁平足にはなりやすいの?

     

    そうなんですよ、構造だけ見るとそのように考えられる

     

    ここで重要になってくるのが

     

    ”親指”である

     

    テントのロープの杭のような役割を果たしている

     

    ここがしっかり安定していなければ、内側は崩れやすい

     

    外反母趾等の障害は、足部の安定性に大きく影響を及ぼしてしまう

     

    まとめ

    足部を構造体で見ると

     

    ・足部は内側に崩れやすい傾向が見られる

    ・床に接している踵骨はやや外側にある

     

    足部は内側に崩れやすいように見えるので、筋肉や靭帯で支えることが必要

    また、内側を支えるのに、親指が重要な役割となる

     

    捻挫などの傷害によっても足部の安定性は低下するので、

    そのリハビリ段階から足部の調整は必要と思われる。

     

    カラダの土台である足部を整えることで、カラダが変わることがあります。

    土台がしっかりすると、違うんだなぁと実感しています。

     

     

    足元からしっかり整えていきましょう!!

    それが、動きたいように動けるカラダを手にし、

    なりたい自分へのONE STEPです!!

     

     

    それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

    小林裕矢

    ・次の記事はこちら、前の記事はこちら

     

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      建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造③【腰椎・骨盤帯】

      セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

      パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

      普段は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

      千葉県の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

       

      建築学科卒業の自分が考えるカラダの構造も3回目。(1回目はこちら、2回目はこちら

      3回目は、【腰椎・骨盤帯】

      この部位も非常に重要。

      なぜ、呼吸や体幹(コア)が必要と言われるのか

      その辺りを見てみましょう。

       

      腰椎・骨盤帯とは?

      腰椎・骨盤帯とは、腰椎と仙骨(仙椎)、尾骨、寛骨(お尻の骨)の複合体である。

      全体図は下記を見てください。

       

      よく見ると、腰椎骨盤帯の部分は、前にあるのは内蔵や筋肉、皮膚である。

      支えとなる骨は存在しません。

      この部分は、上からの荷重と下からの反力を受ける。

      なんか、腰椎骨盤帯大変そう!!

      誰か、支えてあげて~

       

      呼吸や体幹が必要なわけ

      その叫びに、手を差し伸べるのが、呼吸と体幹(コア)

       

      呼吸による内側からの支えと体幹(コア)による外側からの支えが

      腰椎を保護する

       

      体幹(コア)による外側からの支え

      補強材となる筋肉が、その役目をはたす。

       

      体幹は、頭・手・足を除いた部分のことを一般的には指します。

      皆さんが体幹と聞いて、イメージするのは腹筋群ではないでしょうか。

      それも狭義の体幹の一部です。

      この狭義の体幹、つまり腹部周りは、

      横隔膜・骨盤底筋群・腹筋群(腹横筋)・背筋(多裂筋)で構成される。

       

       

      横隔膜と言えば、よく聞くのが呼吸ですよね。

       

      呼吸による内側からの支え

      先ほどの筋群は外壁となるので、内側は内臓があるのみで

      腰椎を支えているとは言えない。

      呼吸によって、お腹を膨らますことにより、

      腹部のなかに空気の風船ができるのをイメージしてください。

      その風船が四方八方を内側から押すって感じです。

      これが、腹圧が上がっていると言うこと。(ざっくりって感じですが、、、)

       

      まとめ

      腰椎骨盤帯を支えるため、つまり安定させるためには

       

      ・呼吸による内側からの支え

      ・体幹(コア)による外側からの支え

       

      これらが必要である。

       

      どっちが大事?

       

      とかではなく、どっちも大事。

       

      そして、これらが協調して働くことが必要。

      どちらかのバランスが崩れると、怪我へ繋がることもある。

       

      呼吸は生きていくために必要な動作。

      これを整えると言うことも、カラダを快適にするためには、

      大事なトレーニングであることが分かりましたね。

      これについては、別の機会にかきます。

       

      ここ2回、脊柱について書きましたが、

      違った観点から見ていくと、カラダの中心の脊柱は不安定

      だから、整えて、快適な環境を作り、周りが協力して支えてあげることが

      必要であることがわかる。

       

      脊柱の動きやアライメントを快適な環境に整えてあげることが

      動きたいように動けるカラダを手にし、なりたい自分へのONE STEPです!!

       

      それでは楽しく、ワクワクした1日でありますように。

      小林裕矢

      ・次の記事はこちら、前の記事はこちら

       

      ※なりたい自分へ向かう1歩を踏み出してみませんか。

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        読んだら忘れないために

        セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

        パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

        現在は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

         

        今日は、カラダやトレーニングに関する以外のことについて、書きます。

        皆さん、本を読まれますか?

        自分もここ2,3年で読むようになったのですが、

        本を読むのは苦手でした。ちなみに国語も苦手でした。

        読むのに慣れていないので、色々な問題があり、

        それを解決方法をさがしていたら、1冊の本を見つけました。

        それをご紹介します。

         

        読書に対して自分が抱えていた問題

        読むのに慣れていないから、以下の問題が多々あった。

         

        ・読むのが遅い

        ・読んでも内容を忘れていることが多い

         

        これらを解決できないかなと思いつつ、特に2つ目は解決したかった。

         

        読むのも早くなりたいけど、

        読んだものが知識として残るほうが重要だと思ったから。

         

        そして、見つけた本が

        「読んだら忘れない読書術」(著者:樺沢紫苑)

         

        タイトルがそのまま自分が必要としていることだ。

        迷わず、すぐに購入。

         

        読んだら忘れないためのキーワード

        キーワードがいくつもあるわけではなく、たったの2つ。

        たくさんないから、また覚えやすい。

        アウトプットする

        脳科学者である作者は、「読んでから1週間に3回アウトプットする」と記憶に残ると本の中で言われています。

        それは、

        ・メモを取る、マーカーを引く

        ・人に内容を話す、本を勧める

        ・SNSで本の感想や気づきをシェアする

         

        これを行うことを決めておけば、内容を覚えておかなければならない。

        そして、本を紹介することによって、人に喜ばれたら、続けようと思う。

        そうなると楽しくなるから、人は続けられるようになる。

        【今までの自分】

        ・人に話すことはなかった

        ・同じ本を読んだ人の話についていけないこともあった

         

        スキマ時間を活用

        電車に乗っている時間などがそれにあたると思います。

        著者は、「電車の中で、スマホをさわるのは最大の時間の無駄である」と言っています。

        そのスキマ時間で、目標を決め、限られた時間内で達成するとなると、集中力が増し、

        記憶力も増す(ウルトラマン読書術)

        人が集中力を最大限発揮できる「15分」という時間を上手く使う。

        15分刻みで本を読むのも記憶に残る。

        【今までの自分】

        ・ただ読むという作業をこなしていた感もある。

        ・「読む」ということが目的だった。

         

        上記以外で印象に残ったフレーズ

        本は「議論できる水準」で読め

        本を読んだの定義は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」です。感想や自分の意見を述べられなければ、本を読んでいる意味がない

        引用元:「読んだら忘れられない読書術」

        この文章が目に入ったとき、思わずドキッとしました。

        できない

        まったくではないが、できるとは言えない。

        マンガを覚えている人がいるけど、あれはすごい。というか、おれが覚えなさすぎかな。

         

        「速読」ではなく「深読」をめざせ

        「深読」は、読書の必須条件です。「深読」できるようになってから、より速く、よりたくさん読む、「速読」「多読」を目指せばいいのです。

        引用元:「読んだら忘れられない読書術」

        速く読めるようになりたいと思っていた自分にとっては、グサッ。

        ゆっくり読んでも覚えていないのに、速読は意味がない。

        まずは内容をしっかり話せるようになること。

         

        まとめ

        本を読んで、これならできるかもしれないと思った。

        こう思えたことも、この本を読んでよかったと思う。

        これからは、

         

        ・アウトプットする

        ・スキマ時間を目標を立て、有効活用する

        ・深読

         

        これらのことを心がけて、読書する。

         

        本は読むようになって分かったのですが、

        本は、たくさんの気づきを与えてくれる

        多くは読めないかもしれないが、上のことを実践しながら

        自分のペースでこれからも読書を続け、

        多くの気づきと知識を得たいと思います。

         

        追記

        自分は、活字に弱いみたい。読んでいると眠くなる。

        さすがにこれの解決方法はなかった、、、

         

        「なりたい自分」になるためには、読書から知識を得ることも必要。

        読書を始めることも、運動と同様に大切なONE STEPです。

         

        それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

        小林裕矢

         

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