セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。
パーソナルトレーナーの小林裕矢です。
千葉県の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。
シリーズ5回目は、【頚部】(前の記事は番号をクリック:①、②、③、④)
カラダの一番上までやってきました。
「体幹」と言うのはよく聞きますが、
この【頚部】に注目していることは少ないのではないでしょうか。
姿勢では必ず関わってくる部位。
ここの環境を整えてあげると、動きが変わることがあります。
さぁ、見ていきましょう!
頚部の構造
頚部は7つの頚椎で構成され、その上に頭部があります。
頚椎から上肢(手)を支配している神経が出ています。
手の痺れなどがある場合は、
頚椎の構造的な問題か、その神経の通り道での障害となります。
頭部(脳)と連結しているので、重要な部分。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、
人の頭の重さは体重比で約8%と言われています。
例えば、体重70kgの人の頭の重さは、
70kg×約8%=約5.6kg
なんと、500mlのペットボトル10本分の重さがあるんですよ。
重い!!
図を見ても分かるように、この重さを頚部で支えている。
頚部は
大変!!大変!!
頚部も不安定?
頚部もシリーズ2回目で取り上げた【腰椎・骨盤帯】の腰椎部分と似ていて
支えてくれるものがありません。
だから、筋肉や靭帯と言った補強材が頑張るしかない。
猫背では、胸椎部分が前に曲がりやすくなり、
頭が前に落ちてくる。
それを支えるために、首(頚部)を反る。
頚部の後ろの筋肉は頑張る、そして緊張が強くなり、痛みに繋がる。
頚部の前の筋肉は引っ張られている状態が続くので
首を曲げる、仰臥位で頭を持ち上げるのが難しくなる傾向がある。
だから、痛みがなくても頚部の動きは整えておく必要がある
しか~し、よ~く考えてください。
頚部は脊柱の一部ですよね~
だから、先ほど挙げた「猫背」のように首よりも下の部分の状態の影響を受ける
頚部の環境を良くするのであれば
頚部だけではなく、それよりも下の部位の環境も良くしなければならない。
まとめ
頚部の環境をよくするためには
①頚部の動きを整える
②頚部だけでなく、それよりも下の脊柱の環境も整える
やはり、カラダって繋がっているんですね。
首が痛いとき、自分の姿勢がどうなっているのか、
首が痛くないとき、首はちゃんと動かせているかを
気にしてみましょう。
そのような細かい部分まで、みてもらえるのが、
“パーソナルトレーニング”
一度自分のカラダをトレーナーにみてもらって下さい。
新たな発見がありますよ。
動きたいように動けるカラダを手にすることが、なりたい自分へのONE STEPです!!
それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。
小林裕矢
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