カテゴリー別アーカイブ: カラダの構造

人は動く生き物です。だから、止まっている時に良いだけではダメです。

セッションを通して、

自分のカラダと向き合い、「自分にとって」の動きやすいカラダを見つけ、

そのカラダを手にして、ワクワクした日々を過ごすためのサポートをしています。

パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

 

 

千葉県八千代市の施設にて、パーソナルトレーニング指導を行っています。

(活動場所は八千代緑ヶ丘のボディデザイン:HPはこちら

 

ここ何回か、「姿勢」について書いてきました。

 

姿勢の良し悪しを判断するときは、どういう状態で判断しますか?

立っている時や座っている時が多いですよね。

我々トレーナーが姿勢評価するときも、立っている時が多いです。

動いていないから評価しやすんです。

 

そうなんです。

 

動いていないときの評価なんです。

 

しかし、

 

カラダを痛める時って動いているとき、

もしくは力を入れるときに多いと思います。

 

だから、姿勢が良いと言われる人が、

カラダを痛めたりするのは、動いている時に

身体が快適なポジションではないということです。

 

今日は、「人は動く生き物である」ことを念頭において、

もう少し「姿勢」について書いていきます。

止まっているときの姿勢はひとつの目安である

立っているときの姿勢は、ひとつの目安

自分が学校で学んだ「正しい姿勢」も外見上の目安です。

 

そして、

 

皆さんが見て判断するときにも分かりやすいので、

立っているとき、止まっている時を評価の目安にします。

 

以前の記事にも書きましたが、

心地よい、動きやすいといった「自分にとっての良い姿勢」を

見つけるための目安にしましょう。

 

人は動く生き物です。

 

皆さんが生きている間行う動きは何だと思いますか?

 

それは、、、、

「呼吸」です。

 

この「呼吸」という生命にとって必要不可欠な「動き」が

身体に影響を及ぼすことがあります。

 

呼吸の方法が、肩こりや腰痛の原因という場合もあります。

 

外見上の姿勢が良くても、この動きに癖があると身体に悪影響を及ぼすこともあります。

 

今回は「呼吸」における詳しい説明は行いませんが、

 

「呼吸」も含め動作の中で、

 

身体が心地よいポジションを取れることが必要です。

 

静的な良さよりも動的な良さを求めましょう

立っている(とまっている)時【静的】の良さよりも

呼吸・歩行など動いている時【動的】の良さを探しましょう。

 

何かをするにも身体を動かします。

だったら、動くときに快適なほうが良いですよね。

 

【動的】に良ければ、無駄な緊張がなくなるので

コリや歪み、動きにくさもなくなり、【静的】にも良くなります。

静的にだけ良くても、痛みが出ることがあるので、動的に良いことは一石二鳥ですね。

 

トレーニング中に

色々な体勢で、身体の姿勢のチェックを受けると思いますが、

それがまさに【動的】です。

例えば、Aの動きでは良いが、Bの動きでは崩れる。

そのBの動きが関連したときに身体にストレスがかかっている可能性がある。

だから、

パーソナルトレーニングなどトレーナーにチェックを受けるのは、

ただ身体を強くする、やせるというだけではなく、

快適に過ごす上でも良いことだと思います。

まとめ

[box class=”blue_box” ]

人は動く生き物です。

姿勢は、静的な良さよりも動的な良さを求めましょう

[/box]

 

”心地よいか、楽か、動きやすいか、無駄な力が要らないか”

この感じを動きの中の姿勢で感じることが出来れば、最高です。

 

この姿勢を見つけるのには、先ほども書いたように

パーソナルトレーニングを受けることが最適です。

 

マニュアル的な良い悪いではなく、自分にとっての良い姿勢を探します。

そんな姿勢改善のトレーニングを私は得意としています。

また、カラダが楽になるトレーニングも得意です。

 

私のパーソナルトレーニングに興味を持った方は、下記のお問い合わせフォームへ!!

 

普段は八千代緑ヶ丘のボディデザインというジムで活動しています。

ボディデザインでのトレーニングのご予約はこちら

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※レッスン場所は2号店になります:アクセスはこちら

 

カラダを良い状態に保ち、

動けるカラダを手にすることが、

あなたが求める自分へのONE STEPです!!

 

それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

小林裕矢

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    [kanren postid=”873″]

    【腰痛・肩こり・姿勢が気になる人へ】自分にとっての良い姿勢を見つけよう

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    前回の投稿で、

    「悪い姿勢だから痛みがでるのではありません」という記事を書きました。

    [kanren postid=”1362″]

     

    原因が悪い姿勢ではなくても姿勢は良いほうがいいですよね。

    今日は「良い姿勢とは」について書いていきます。

     

    良い姿勢のメリットは何だろう

    悪い姿勢のデメリットはというと

    「見た目がわるい」

    「ねじれや歪みが生まれる」

    「コリや緊張が出る」

    こんなことが挙げられると思います。

     

    では、良い姿勢のメリットは何だと思いますか。

    よくよく考えると、

     

    「見た目がよい」

     

    これだけなんです。

    姿勢が良い人が痛みがないかというと

    そういうわけではないんです。

    これは、整形外科や治療院に勤務し、たくさんの方を治療してきた経験からです。

     

    つまり、

    姿勢が良い人でも、

    どこかに余分な力が入っているということなんです。

    無理やり姿勢を良くしているのとは別です。

     

    だから、その姿勢が自分にとっての楽なのかどうかがポイントになります。

    一般的に言われる「良い姿勢」ではなく、

    ”自分にとっての良い姿勢”を見つけることが良いのです。

    「自分にとって」なので、マニュアルがあるわけではありません。

     

    自分にとっての良い姿勢とは

    自分にとっての良い姿勢とは

    [box class=”blue_box” ]

    ・楽である、心地よい、身体が動きやすい、無駄な力がいらない

    [/box]

    こんな状態の姿勢です。

    運動をした後にもこんな感覚を感じたことありませんか(疲労感はありますが)?

    運動後は身体に新しい刺激が入っており、

    それにより身体が整っていることがあります。

     

    この状態を手に入れるためには、

    運動すること(カラダに色々な刺激を与える)

    自分のカラダと向き合うこと

    そして、運動や向き合うことを継続すること

    これが必要です。

     

    まずは、自分のカラダがどんな状態か目を向けてみることから始めてみましょう。

    カラダの左右の状態、足の着き方、背中の緊張度合いなど

    ちょっとしたことに目を向けてみるだけでも

    普段感じなかったカラダの状態を知ることが出来ます。

    知らなければ、良いも悪いも分からないと思います。

    まずは知ることからです。

     

    まとめ

    今回は「良い姿勢とは」について書きました。

    [box class=”blue_box” ]

    マニュアルの「良い姿勢」ではなく、”自分にとっての良い姿勢”を見つける

    [/box]

     

    なかなか見つからない場合もあり、

    難しいかもしれませんが、

    これを手に入れれば痛みとお別れできる、気持ちよく動けると思えばどうでしょう。

    手に入れたいですよね。

     

    手に入れたい人は、パーソナルトレーニングを活用しましょう。

    自分は姿勢改善のトレーニングも得意としています。

    また、カラダが楽になるトレーニングも得意です。

     

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    カラダを良い状態に保ち、

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      【腰痛・肩こりの方へ】悪い姿勢だから痛みが出るのではありません

      セッションを通して、

      自分のカラダと向き合い、「自分にとって」の動きやすいカラダを見つけ、

      そのカラダを手にして、ワクワクした日々を過ごすためのサポートをしています。

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      姿勢を気にする人は多いと思います。

      悪い姿勢の代表的なものとしては、”猫背”。

      では、猫背の人が果たしてカラダの痛みなどの不調を必ず訴えていますか?

      果たしてそうでしょうか?

      よく考えてみて下さい。

      中には、訴えるほどの痛みではない場合もありますよね。

      それも含めて、全員がそうではないと思います。

      それはなぜか?

      今日は、それについて書いていきます。

       

      悪い姿勢が痛みを引き起こす原因

      悪い姿勢が痛みを引き起こす原因は

      悪い姿勢から抜け出せないからです

       

      姿勢が悪いから、痛みが出ていると言われた事があると思います。

      姿勢が悪いことも1つの原因かもしれませんが、

      多くは上記が原因だと思います。

       

      これはどういうことかと言うと、

      猫背を例に取って見ると、

       

      「猫背の姿勢でしか居ることが出来ないということ」

      つまり、

      同じ姿勢でずっと居て、そこから抜け出すことができない

       

      同じ姿勢で居続けると、

      カラダの同じ場所(筋肉など)に負荷がかかり続け、

      硬くなってしまう

      硬くなってしまった部分を動かすのに、必要な力が大きくなります

      それによって、他の部分に必要以上の力がかかり

      痛みとなって出てきます。

       

      では、どうすれば良いのかと言うと、

      自分の姿勢の選択肢を増やす

      つまり、

      色々な姿勢を取るということ

       

      緊張から解放されたときに力が抜けて、猫背になることもあると思います。

      そのままでなければ、OK。

       

      また、姿勢が悪いから、姿勢を良くしようとカラダを緊張させます。

      それがかえって、痛みを引き起こす原因になるかもしれません。

      まずは、カラダの緊張を感じ始めたら、姿勢を変えることからやってみてください。

       

      その際の注意点として、下記を参照してください。

      [box class=”blue_box” title=”痛みを引き起こさないための注意点”]

      ・長い時間同じ姿勢でいない

      ・頑張って姿勢を維持しない

      [/box]

       

      まとめ

      今回は、必ずしも「悪い姿勢=痛みの原因」ではないことについて書きました。

      [box class=”blue_box” ]

      悪い姿勢=痛みの原因ではなく、

      その姿勢から抜け出し、

      色々な姿勢を取れることが必要です

      [/box]

      周りの人から、「姿勢良いね~」と言われるような

      きれいな姿勢で居ることも必要だとも思いますが、

      まずは痛みを引き起こさないようにしましょう。

       

      自分は姿勢改善のトレーニングも得意としています。

      また、カラダが楽になるトレーニングも得意です。

       

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        建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造⑤【頚部】

        セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

        パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

         

        千葉県の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

         

        シリーズ5回目は、【頚部】(前の記事は番号をクリック:

        カラダの一番上までやってきました。

         

        「体幹」と言うのはよく聞きますが、

        この【頚部】に注目していることは少ないのではないでしょうか。

        姿勢では必ず関わってくる部位。

        ここの環境を整えてあげると、動きが変わることがあります。

         

        さぁ、見ていきましょう!

         

        頚部の構造

        頚部は7つの頚椎で構成され、その上に頭部があります。

         

        頚椎から上肢(手)を支配している神経が出ています。

        手の痺れなどがある場合は、

        頚椎の構造的な問題か、その神経の通り道での障害となります。

         

        頭部(脳)と連結しているので、重要な部分。

         

        皆さんも聞いたことがあると思いますが、

        人の頭の重さは体重比で約8%と言われています。

         

        例えば、体重70kgの人の頭の重さは、

        70kg×約8%=約5.6kg

         

        なんと、500mlのペットボトル10本分の重さがあるんですよ。

        重い!!

         

        図を見ても分かるように、この重さを頚部で支えている。

         

        頚部は

        大変!!大変!!

         

        頚部も不安定?

        頚部もシリーズ2回目で取り上げた【腰椎・骨盤帯】の腰椎部分と似ていて

        支えてくれるものがありません。

        だから、筋肉や靭帯と言った補強材が頑張るしかない。

         

        猫背では、胸椎部分が前に曲がりやすくなり、

        頭が前に落ちてくる。

         

        それを支えるために、首(頚部)を反る。

         

        頚部の後ろの筋肉は頑張る、そして緊張が強くなり、痛みに繋がる。

        頚部の前の筋肉は引っ張られている状態が続くので

        首を曲げる、仰臥位で頭を持ち上げるのが難しくなる傾向がある。

         

        だから、痛みがなくても頚部の動きは整えておく必要がある

         

        しか~し、よ~く考えてください。

        頚部は脊柱の一部ですよね~

         

        だから、先ほど挙げた「猫背」のように首よりも下の部分の状態の影響を受ける

         

        頚部の環境を良くするのであれば

        頚部だけではなく、それよりも下の部位の環境も良くしなければならない。

         

        まとめ

        頚部の環境をよくするためには

         

        ①頚部の動きを整える

        ②頚部だけでなく、それよりも下の脊柱の環境も整える

         

        やはり、カラダって繋がっているんですね。

         

        首が痛いとき、自分の姿勢がどうなっているのか、

        首が痛くないとき、首はちゃんと動かせているかを

        気にしてみましょう。

         

         

        そのような細かい部分まで、みてもらえるのが、

        “パーソナルトレーニング”

         

        一度自分のカラダをトレーナーにみてもらって下さい。

        新たな発見がありますよ。

         

        動きたいように動けるカラダを手にすることが、なりたい自分へのONE STEPです!!

         

        それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

        小林裕矢

        ・前の記事はこちら

         

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          建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造④【足】

          セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

          パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

           

          千葉県船橋市、八千代市の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

           

          このシリーズ4回目は、【足】(前の記事は番号をクリック:

          この部分は1回目の投稿にも書いたように、カラダの土台となる部分。(シリーズ1回目の記事はこちら)

          地面に唯一ついている場所

          立つ・歩く・走るなど動きの土台となる場所

           

          それではこの重要な場所を見ていきましょう

           

          足部・足関節とは?

          下の図を見てください

           

          このように足部は多くの骨の集合体です。

          それぞれの骨が、靭帯や筋肉で連結されている

          踵骨の上に距骨があり、その上に脛(脛骨・腓骨)と、カラダの大部分が乗ってきます

           

          この部分も結構大変ですよね

          ここが安定しないと、建物と一緒でカラダが安定しないですよね

          この部分は安定してる?それとも不安定?

          この部分は安定していると思いますか。

          自分は不安定のように感じます。構造だけをみると。

           

          下の図を見てください

           

          床と接する踵骨は中心よりも小指側にある感じがする

          距骨が少し内側にずれて、連結している

          内側には落ち込みやすいように見える

          つまり、土踏まずがつぶれる方向

           

          えっっ、

           

          扁平足にはなりやすいの?

           

          そうなんですよ、構造だけ見るとそのように考えられる

           

          ここで重要になってくるのが

           

          ”親指”である

           

          テントのロープの杭のような役割を果たしている

           

          ここがしっかり安定していなければ、内側は崩れやすい

           

          外反母趾等の障害は、足部の安定性に大きく影響を及ぼしてしまう

           

          まとめ

          足部を構造体で見ると

           

          ・足部は内側に崩れやすい傾向が見られる

          ・床に接している踵骨はやや外側にある

           

          足部は内側に崩れやすいように見えるので、筋肉や靭帯で支えることが必要

          また、内側を支えるのに、親指が重要な役割となる

           

          捻挫などの傷害によっても足部の安定性は低下するので、

          そのリハビリ段階から足部の調整は必要と思われる。

           

          カラダの土台である足部を整えることで、カラダが変わることがあります。

          土台がしっかりすると、違うんだなぁと実感しています。

           

           

          足元からしっかり整えていきましょう!!

          それが、動きたいように動けるカラダを手にし、

          なりたい自分へのONE STEPです!!

           

           

          それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

          小林裕矢

          ・次の記事はこちら、前の記事はこちら

           

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            建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造③【腰椎・骨盤帯】

            セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

            パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

            普段は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

            千葉県の施設にて、パーソナルトレーニング指導始めました。

             

            建築学科卒業の自分が考えるカラダの構造も3回目。(1回目はこちら、2回目はこちら

            3回目は、【腰椎・骨盤帯】

            この部位も非常に重要。

            なぜ、呼吸や体幹(コア)が必要と言われるのか

            その辺りを見てみましょう。

             

            腰椎・骨盤帯とは?

            腰椎・骨盤帯とは、腰椎と仙骨(仙椎)、尾骨、寛骨(お尻の骨)の複合体である。

            全体図は下記を見てください。

             

            よく見ると、腰椎骨盤帯の部分は、前にあるのは内蔵や筋肉、皮膚である。

            支えとなる骨は存在しません。

            この部分は、上からの荷重と下からの反力を受ける。

            なんか、腰椎骨盤帯大変そう!!

            誰か、支えてあげて~

             

            呼吸や体幹が必要なわけ

            その叫びに、手を差し伸べるのが、呼吸と体幹(コア)

             

            呼吸による内側からの支えと体幹(コア)による外側からの支えが

            腰椎を保護する

             

            体幹(コア)による外側からの支え

            補強材となる筋肉が、その役目をはたす。

             

            体幹は、頭・手・足を除いた部分のことを一般的には指します。

            皆さんが体幹と聞いて、イメージするのは腹筋群ではないでしょうか。

            それも狭義の体幹の一部です。

            この狭義の体幹、つまり腹部周りは、

            横隔膜・骨盤底筋群・腹筋群(腹横筋)・背筋(多裂筋)で構成される。

             

             

            横隔膜と言えば、よく聞くのが呼吸ですよね。

             

            呼吸による内側からの支え

            先ほどの筋群は外壁となるので、内側は内臓があるのみで

            腰椎を支えているとは言えない。

            呼吸によって、お腹を膨らますことにより、

            腹部のなかに空気の風船ができるのをイメージしてください。

            その風船が四方八方を内側から押すって感じです。

            これが、腹圧が上がっていると言うこと。(ざっくりって感じですが、、、)

             

            まとめ

            腰椎骨盤帯を支えるため、つまり安定させるためには

             

            ・呼吸による内側からの支え

            ・体幹(コア)による外側からの支え

             

            これらが必要である。

             

            どっちが大事?

             

            とかではなく、どっちも大事。

             

            そして、これらが協調して働くことが必要。

            どちらかのバランスが崩れると、怪我へ繋がることもある。

             

            呼吸は生きていくために必要な動作。

            これを整えると言うことも、カラダを快適にするためには、

            大事なトレーニングであることが分かりましたね。

            これについては、別の機会にかきます。

             

            ここ2回、脊柱について書きましたが、

            違った観点から見ていくと、カラダの中心の脊柱は不安定

            だから、整えて、快適な環境を作り、周りが協力して支えてあげることが

            必要であることがわかる。

             

            脊柱の動きやアライメントを快適な環境に整えてあげることが

            動きたいように動けるカラダを手にし、なりたい自分へのONE STEPです!!

             

            それでは楽しく、ワクワクした1日でありますように。

            小林裕矢

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              建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造②【胸椎・胸郭】

              セッションを通して、「動きたいように動けるカラダ」づくりをサポートし、「なりたい自分」になり、楽しくワクワクした日々へナビゲートします。

              パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

               

              現在は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

               

              前回の投稿は読んで頂けましたか?前回の記事はこちら

               

              前回はカラダ全体を家の構造と照らし合わせて、見てみました。

              カラダにおいて「どこが重要だよね」「どうなると危険だよね」というのが、

              何となくイメージできたのではないでしょうか。

               

              家と同じで、きれいに上まで積み上げられていることが大切となりますよね(脊柱は彎曲していますが)。

               

              そうなることで、余分にストレスがかからず、全体がバランス取れた状態になるのです。

               

              本日は、前回の投稿で重要ポイントに挙げた【脊柱】で、その中で【胸椎・胸郭】について

              ちょっと見てみましょう。

               

              胸椎とは?胸郭とは?

              胸椎は全部で12個あり、肋骨がついている部分です。

              胸郭は12対の肋骨、12個の胸椎、胸骨からなる部分です。

              下の図のような鳥かごです。

              この鳥かごの底に、呼吸の話でも良く出てくる”横隔膜”があります。

              横隔膜は、脊柱という柱から突出している胸郭という部屋の床になり、底から支えていることになります。

              この横隔膜さん、メッチャ頑張ってることになりますね。

              この胸郭の内側に、肺や心臓があります。

               

              背中が丸くなるのは自然?

              下の図は、胸郭を横から見た図です。

               

              肋骨や胸郭が胸椎の前にあるので、青い矢印の方向に力がかかります。

              胸椎は赤い矢印の方向に引っ張られる。

              構造だけで考えると胸椎が前に曲がりやすい、曲がっちゃうんです。

              ということは、、、、

              胸椎が丸くなる、いわゆる猫背のような姿勢にはなりやすい

              ということが分かりますね。

              ある意味、構造だけで見ると、当たり前ということ。

              そして、補強材である筋肉や皮膚はそれ以上曲がらないように頑張り、硬くなっていきます。(図の左側)

              硬くなってくると、さらに動かなくなるので、それを避けるためには

              胸椎の位置、筋肉、皮膚を快適な環境にしてあげることが必要である。

              さらに、胸椎の上には、頚部と頭部があります。

              胸椎部分が下に向かって曲がろうとするので、

              頚部や頭部は図のオレンジの矢印の方向に引っ張ろうとする。

              頚部つまり首は反る形となり、

              頭が前に出る形となってしまうのです。

              そうなると、首の周りの補強材(筋や皮膚など)にもストレスかかりますよね。

               

              まとめ

              胸郭部は構造体で考えると、以下のようなことが言える

              ・胸椎には曲がる方向に力がかかっている

              ・背部の筋肉達は曲がるのに必死に耐えている

              ・頚部も上から曲がるのを支えている

              構造だけで見ても、背中が丸くなるというのは、自然とありうるということがわかりますね。

              これから分かることは、筋肉だけを調整しても症状が変わらない可能性も高いということ。

              ひとつの構造体として捉え、全体の環境を整えてあげることが必要である。

              そのひとつとして、柱となる骨の位置関係を整えてあげる。

              そうすると、その周囲の補強材(筋や皮膚、靭帯)にかかるストレスを軽減できる。

              このように、カラダの全体の環境を整えていくことが、

              動きたいように動けるカラダを手にするONE STEPであり、

              なりたい自分へのONE STEPです!!

              このように、カラダを基礎から改善していく建築学科卒業のトレーナーのパーソナルトレーニングを受けてみたい方は下記のコメントにて問い合わせください。

              それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

              小林裕矢

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              【建築学科卒業のトレーナーが考えるカラダの構造①】カラダの構造は家の構造と似ている

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              パーソナルトレーナーの小林裕矢です。

              現在は、都内整形外科にてアスレティックトレーナーとして運動指導を行っています。

              トレーニング指導を受けていて、

              「カラダは家の構造と似ている」などカラダを建物に例えて、説明を受けたことがある人もいるのではないでしょうか。

              結論から言うと、カラダ全体として捉える場合にはイメージしやすいと思います。

              まず、建物で考えてみて、どこが重要で、どうなっていると危険かなどが何となく分かると思います。

              それをカラダに置き換えて見てみると、どうでしょう。

              今日はその辺りを、建築を学んでいた私が説明していきましょう。

               

              建物の構造をとカラダの構造に当てはめてみる

              建物は基礎があり、その上に柱、梁がある、骨組みです。それが1階、2階、3階と積み重なっていきます。

              カラダで考えてみると、骨模型(ガイコツ君)をイメージして下さい。

               

              足部が基礎となり、

              すねの骨、太ももの骨、骨盤、脊柱(肋骨・胸骨含む)が柱に当りますね。

              各関節が階数になりますね

              梁はイメージしにくいかもしれませんが、各関節の左右を結んだラインになります。

              となると、

              脊柱の部分って両サイドで支えているわけではなく、1本で体幹部を支えていますので

              大変だし、かなりの力がかかるのが何となくイメージつきますよね。

              そして、筋肉・皮膚・靭帯等が壁や補強材になる。

               

              どこが重要で、どうなると危険?

               

              どこも重要だと思いますが、その中でもどこだと思います?

               

              土台ですよね。家だと基礎です。

               

              カラダだと足部(足関節含む)になります。

              しっかり地面に足をつく、しっかり立てるということはとても重要になります。

               

              そして、かなりの力がかかっている脊柱も整えてあげることが必要。

              肋骨が付着する胸椎の部分は、その重みで屈曲しやすい傾向が見られる

              つまり、”丸まる”という事です。

              胸椎の11番・12番は肋骨はあるが、胸骨と連結していないため浮いている状態なので、

              ある意味支えがなく、力を伝える場所がない。腰椎も同じだと思われる。

              胸椎の11番12番、脊柱のカーブが変化する腰椎1番は上からの重みを最初に受ける部分なので

              よりストレスが大きい。

              だから、この辺りから脊柱のカーブが大きくなるのが見られるのだと思います。

              次に、腰椎の部分をイメージしてください。

              そこには内臓はありますが、支えとなるものがありません。

              だから、よく言われる腹腔内圧や体幹が腰椎をしっかり支えるのに必要であることが分かってきますよね。

               

              まとめ

              カラダを構造の部分から考えていくと、以下が重要

              ●土台、つまり足部(足関節を含む)を整える

              ●ストレスのかかる脊柱を整え、ストレスを軽減させる

              体幹部を鍛える、働かせることや、呼吸も重要になってきます。

               

              姿勢が崩れるということは、家が傾いていることになります。

              また、ある部分だけが大きく動くことになると、その部分にストレスがかかるということで、

              その部分が磨耗していくことになる。

              全体がバランスが取れて、ストレスなく動くことが必要になってきます。

               

              本日はこの辺で失礼いたします。

              詳しくはまた次の機会に書きたいと思います。

               

              カラダの構造を快適な環境に整えていくことが

              動きたいように動けるカラダを手にし、なりたい自分へのONE STEPです!!

               

              それでは、楽しく、ワクワクした1日でありますように。

              小林裕矢

              ・次の記事はこちら

               

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